鋳込み成型

マスターコースの時間に鋳込み型作りに挑戦しました。
事前にテキストでポイントを確認したつもりでも、実際に作ってみると色々問題が出てくる物です。真っ先に感じたのは石膏の作り方です。今までは目分量で、混水量を決めていましたが、混水量の違いによって石膏の出来具合いが随分違うことが分かりました。工房では1キロの石膏に対して900ccの水の割合に決めました。これにより硬化時間が一定になり、撹拌時間を変えることで、流し込む石膏の流動性やタイミングもコントロールすることもできるようになりました。
パーティングラインのとりかたも重要です。大抵原型は粘土で作るのですが、粘土は乾燥具合が一定しないので、実際にライン取りして不具合いがある場合、修正箇所が汚くなってしまいます。やはりモデリング用の油粘土で原型を作った方が作業がやり易いようです。
原型の周りには、PET樹脂板を使って壁を立てました。何度も決壊し工房の床が石膏で真っ白になってしまいましたが、ようやく漏れない仕組みを考案しましました。
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石膏型の鍵の作り方にも工夫が必要でした。これは何回も経験を積まないとその型に合った鍵はなかなか作れないと思います。ゴム鎚で叩いてやっと外せましたが、鍵を壊してしまいました。要するに今回は作り過ぎだったのでしょう。彫刻刀や、石膏カンナが有ると便利ですね。
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完成した型でいよいよ泥しょうを鋳込みました。 つづく。
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# by kamakura-dan | 2006-06-29 00:41 | 陶芸教室  

今年もやります

今年も益子で登り窯を焚きます。
もうすぐ公式ページがアップされますふるってご参加ください!!
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# by kamakura-dan | 2006-06-04 01:29 | 登り窯  

新兵器、登場!!

時間という物はあっという間にすぎてしまうものです。
前回の投稿から約2か月が経ちました。しかし、その間にも着々と教室は進化しています。
教室の「看板娘?」さんからノートパソコンを導入しました。釉薬の調合や窯焚きの管理、原稿書きなどに重宝しております。ノートタイプのパソコンはコンパクトでよいですね。Winを持つのは初めてで少々手間どっております。
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そして、このとても使い勝手の良い「シミズ式半自動豆乳制作機改め、シミズ式半自動テスト釉製造機」です。この「シミズ式半自動豆乳制作機改め、シミズ式半自動テスト釉製造機」は、テスト釉製造はもとより、適当な分量の泥しょう作りや、アルミナ釉作り等に適しています。非常事態など切迫した場合によってはジューサーとしても使用出来ます。
なんでとっても便利で手軽な、「シミズ式半自動豆乳制作機改め、シミズ式半自動テスト釉製造機」の使用を今まで思い付かなかったのでしょう。とても悔しいです。
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# by kamakura-dan | 2006-05-17 21:41 | 陶芸教室  

看板が、、、。

先週の強風で工房の看板が壊れてしまいまいた。
そこで新しくテント生地で作り直して、こんどはがっちり固定して
やっとこさ完成しました。
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裏側はこんな感じです。ここまでやれば大丈夫でしょう。
お願いだからもう壊れないでね!!
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# by kamakura-dan | 2006-03-22 22:46 | 陶芸教室  

やっと購入しました。

学生時代から、欲しくてずっと我慢していたコンプレッサーを手に入れました。
ホントは高性能の機種が欲しかったのですが、9800円という値段に負けて買ってしまいました。さて何に使おうかな?(笑)
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# by kamakura-dan | 2006-03-07 00:25 | 陶芸教室  

喫煙

わたしはすっかりオジさんになってしまった様で、加護亜依ちゃんがいったいどっちの立ち位置の子なのか分かりませんでした。
さて、私は煙草を吸いませんが(酔っぱらうと時々吹かしたりします。)そのためか、工房の会員の皆様も、ほとんど煙草を吸いません。ただでさえ狭くて、カビ臭くて、ホコリっぽい工房内ですから、さらに煙草の煙がまん延してしまうと、憂鬱になってしまいそうです。ひょっとして皆様には気を使って頂いているのかもしれません。

世代の違いかもしれませんが、私より年上の作家さんには愛煙家が多いですね。一説によると喫煙者は非喫煙者よりも数倍ガンになる確率が高いそうですが、ただでさえ発ガン物質と隣り合わせで仕事をしているのに、更に危険を増す様な環境にはしたくありません。
そう言えば、ガンを患う陶芸家の方、なんとなく多い様な気が致します。
やっぱり工房内は、これからも禁煙でありたいと思っています。
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# by kamakura-dan | 2006-02-11 00:22  

棚板に釉を垂らすとこうなる。


一般的に僕ぐらいの経験者が、棚板をこんな事にしてしまうのは大変恥ずかしい事です。まあ〜強がりを言わせて頂くと、、#分かっててやったんだけど。 トホホ、、。
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釉薬はある程度粘性があるのですが、それにしても表面張力が働いて雫状に垂れています。こうなってしまったらタガネや金づちなどで、叩いて剥がすのが一般的です。棚板にはアルミナでコーティングがしてあるので、釉はコーティング材と一緒に取れてくれます。しかし棚板の原料であるカーボランダムがむき出しになってしまいます(グレーに見えるところ)ので、必ず修正が必要です。作業としては難しいことはありませんから、棚板に釉を垂らしてしまう事を恐れずに、どんどんテストをしてみたいと思います。
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しかし、金づちで叩き過ぎると高価な棚板がこのように割れてしまうので注意が必要です。
踏んだり蹴ったりです。でも、めげません!更に細かく割ってせんべいの代用にします。
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# by kamakura-dan | 2006-02-04 23:42 | 失敗は成功の元なのか?  

こんなに雪が

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いったいここは、どこの国?
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# by kamakura-dan | 2006-02-02 01:34  

園児と陶芸

先日、縁あって未就学児のみんなに陶芸を教えた。
わたしとしては、陶芸を教えたつもりだったが、反対にみんなから色んなことを教えられた。

その中でも印象的だったのは、「電動ロクロ体験」と称してロクロに触ってもらった時の事だった。30人位を順番に並ばせて、茶碗や大皿などをスウィーッと引いてみせてから、中心を出した粘土の固まりの前に座らせた。みんなは歓声を上げながら、はじめは楽しそうに土の感触を肌で感じているのだが、次第にぼくのまねをして作品にならないかと、彼等なりに悪戦苦闘仕始めるのである。

ただ触らせるだけのつもりが、その熱意に押されてしまい、
「両手で粘土を包むように」
「親指をたてて、穴をあけよう」
「そのまま右手を外側にゆっくりうごかして」
などと、やってるうちに、あれっ、粘土の固まりがだんだんそれらしくなっていくではないか!
『すごいすごい!!  やはり子供の可能性は無限大だなあ 』
と、ここまでは良くある話で感心して終わるのだが、なんでそれらしくなっていくのか??良く観察してみた。
第一に、中心出しが完璧に出来ている。これは当たり前。ぼくがやっているから。
第二に、子供が回転している粘土に及ぼす力は、僕が指示した上記の三つだけ。これも当たり前。初めてだし、なんといっても非力だから中心だしした粘土をどうにかする事なんてほぼ不可能。

つまり、ぶれていない粘土に必要最小限の力を加えて、あとは遠心力と重力に身を委ねている。という事ですかね。これは電動ロクロの王道じゃありませんか?より正確な中心出しと、無駄な力を抜いた成形技術。電動ロクロをレクチャーする時の貴重な参考を園児から学びました。


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# by kamakura-dan | 2006-02-01 23:37 | 八方美人  

登り窯その2


先日、登り窯の窯出しが終わりました。
はたして結果はどのように焼けたのか?そもそも今回の窯焚きは益子の窯で、萩風の焼き物を登り窯で焼成する試みでした。何故萩焼なのか?それはたまたま私が、萩の窯元で働いた経験があったという理由からでした。

萩焼といっても色々な焼きの物があります。化粧、白萩、琵琶色、窯変、灰かぶり、etc、、それぞれに狙い目がありますが、土選びから釉薬の調合、釉がけ、窯詰め、窯焚きと、一連の経験とノウハウは多少は持ち合わせています。それらを駆使して仕事をして窯出しを迎えてみて、今回は、化粧物の作品の中に非常に萩らしい物がとれました。ある意味成功と言えると思っています。満足しています。しかし、、どうしてなのかしっくりいきまん。

技術的観点から考えれば、あと2〜3回継続して焚ければ、きっと一回の窯の7割ぐらいは「萩らしい作品になる」という焚きが可能になるでしょう。でも、そんなことに何の意味があるのでしょうか?こんな考えが頭から離れません。

♪ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン♪

萩焼は萩で焼かなければ意味が無い。と感じさせる事が「伝統」というものなのでしょう。改めて偉大さを感じます。でもその中でナンバーワンを追い求める事に、わたしは興味がありません。同時に「今を生きている」のも見逃せない事実ですから。それでは造形的な仕事や個性的な装飾が果たしてオンリーワンなのでしょうか?やっぱり伝統的な仕事に内包されている「原点」を無視は出来ません。いつも感じていたいのです。

なるほど、なるほど、これではしっくりいくはずはありません。(笑)
昔から頭の中の整理整頓は苦手でしたから。
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# by kamakura-dan | 2005-09-13 03:43 | 登り窯